呼吸法


オーケストラのコンサートマスターとか
室内楽、アンサンブルで、弾き始める前に息を吸うアレ、
苦手な人が多いと思います。



いきなり息をしろと言われても難しいですよね。



最初は、自分の呼吸がどのタイプなのか

知る事から始めます。



息をいっぱい吸い込んで、ダウンボウを

弾き始める瞬間から息を吐いてみましょう。



次に、ぺったんこになるまで息を吐いて
ダウンボウを弾き始める瞬間から息を吸ってみましょう。



どちらか、しっくりくる方が自分に合っている呼吸です。



普段は肩が上がる方の胸呼吸をしているので
今、息を吸い込んでから弾いた人は
肩が上がった状態でダウンボウを弾いたと思います。



走った後に肩で息をするのは胸呼吸、
寝てる時、おなかが上下するのが腹式呼吸です。



弾き始める時は、肩の上げ下げとか
弓のコントロールを呼吸が助けてくれるので、
だいたい胸呼吸です。



曲が盛り上がってきて、気持ちが乗ってくると身体も動くので
腹式呼吸の方が適しています。



この腹式呼吸ですが、人間は1日の3分の1寝ているので
すでに皆さん、毎日長時間できてるんです指でOK



おなかの力を全部抜いて、だら〜んとした状態で
おなかがわずかに膨れるぐらいの息をしてみると
腹式呼吸の感覚がわかると思います。



ベッドに寝転ぶと、寝ちゃう人がいるので(笑)
椅子に座って、机に両手で頬杖をつく
ちょっと前かがみの姿勢がやりやすいです。



弾いてる間の腹式呼吸は、こう動けば勝手におなかに息が入る、
という感覚が、いつの間にかできるようになるので
練習しなくても大丈夫です。



弾き始める瞬間に、吸うか吐くか決まって
感覚が慣れてきたら、動き方もプラスしてみましょう。
                   

動き方のページはこちら→疲れない弾き方



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