プロの動画や音源を聴いていて、
演奏者の息の音が聞こえる事がありますよね。
あれは曲に合った、自然な呼吸です。
呼吸しなさい、と先生に言われて
息を吸ってみたけど違和感がある、みたいなのは、
身体の動きと合ってないので
弾く瞬間に息が止まってたりするせいです。
意識して呼吸をしていない瞬間に、
自然に空気が身体に入ってくる方法があります。
寝る前などリラックスしている時に、
普通にゆっくり息を吸って、吐いてみましょう。
吐く時に、軽くお辞儀するぐらい下を向きます。
吐ききった瞬間、ちょっと間が空いてから
また吸い始めると思います。
そのちょっとした間、意識して呼吸していない瞬間に
頭を上げて前を向きます。
首がまっすぐになる瞬間ぐらいに
自分で息をしていないのに、わずかに空気が
入ってくるのがわかれば成功です。
自然に空気が入ってくる動きは、身体が伸びる時に多いです。
今度はまっすぐ前を見て、両手を前に出してみましょう。
息を吐ききった瞬間に手を横に広げて、
胸を開いてみましょう。
わずかな息が入ってきましたか?
身体と呼吸が合う感覚がわかりますか?
意識していない演奏家も多いと思いますが、
ちょっとした間に、自然に空気が入ってくるのをきっかけに
無意識に動きと合った呼吸をしています。
どんな小さなことでも、何かわからないことがあれば
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