楽器を購入する時、新品か中古かで
迷う方がいらっしゃいます。
出来たての新品でしたら、傷ひとつなくピカピカですが
中古は傷もあり、味のある外見になります。
楽器は服や家具のように、見た目で決めるのではなく、
実際に弾いてみて、耳で聴いて、音で選びます
音楽の場合、大切なものは目に見えないのです
バイオリンは、新しいものをモダン、
古いものをオールドと言います。
新しい楽器は、音を出すと高周波で振動するので音は硬く、
経年変化で木が枯れた古い楽器は、
すでに長年の振動に慣れているので音は柔らかく、
色々な周波で鳴るようになります。
皆さんがご存知のストラディヴァリウスという
高価なバイオリンは、だいたい1700年代ぐらいに作られて、
大切に保管されていました。
とても古くて、大切に保管されている木でできたもの、
例えば神様は、現代まで残っていますね。
新しく作られた神様は、人のお願いを聞くのは
初めてで慣れてないかもしれませんが、
国宝級の神様は、色んな人のお話を聞いているので
優しく対応してくれます。
楽器は一つひとつ音色が違うので、
モダンやオールドと決めずに
実際に弾いてみて、人が弾くのも聞いてみて
ゆっくり選ぶのがいいと思います。
どんな小さなことでも、何かわからないことがあれば
お気軽にご相談やご質問、いつでもお待ちしております