指が太い人の重音


海外には、日本人男性より指が太い演奏家がたくさんいます。
実際に見ると、本当に太くてゴツい骨格の上に
たっぷりお肉がついてます目



優しい音が出るので、とてもうらやましいですが
太過ぎて携帯のボタンが押せないとか
半音がめんどくさいなど、色々お悩みがあります。



そんな彼らが、どういう風に指を使ってるのか、やってみます。



2と4の重音、これ嫌いな人多いですね。
指が太い人の重音1 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

ただでさえ指がクロスしてやりにくいのに、4の指のおなかのお肉が
隣の弦に触れて、音が出ない涙



こんな感じですね。
指が太い人の重音2 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

もっと指が太い人は、どうやって弾いてるんでしょうか?



左から、弦に指のお肉を引っ掛けると、自分の手の重が利用できて楽手 (チョキ)
しかも倍音が豊かになるので、海外の人の音は丸く聴こえます。



弦と弦の間に指を引っ掛けたら
指の先に、指のおなかのお肉が寄りますね。
指が太い人の重音3 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

すると、指のおなかのお肉はスリムになって
隣の弦に触れない形になります。



日本語の「弦を押さえる」という言葉が誤解されやすいのが、
「上から下方向に、指で弦を押す」と思わせるのです。



上から下に指で押す NG  のではなく、
指先に指のおなかのお肉を寄せて引っ掛ける 決定 (OK)
方が、力を使わないから疲れないし
速く弾けるので便利です。



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お気軽にご相談やご質問、いつでもお待ちしておりまするんるん (音符)

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