弓がバウンドしない方法


緊張していないのに、弾いている途中に
弓がバウンドするのは、色々な原因があります。



弓は右手で持ち上げてコントロールする物ではなく、
弦の上に乗せているのを基本とします。



だいたいバウンドする位置は決まっています。
弓がバウンドしない方法1 東京・中野・練馬・江古田、ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
ダウンボウの根元から真ん中らへんか、
アップボウの真ん中から根元に向かう途中です。



人間の肘は、ゆっくり伸ばしたり縮める時に、
直角になる所らへんで、力が入る傾向があります。
弓がバウンドしない方法2 東京・中野・練馬・江古田、ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
人によってやり方は違いますが、
肘以外を意識して、力を抜く方法があります。



1 (one) 胸呼吸する

基本的に、ダウンボウは吐く、アップボウは吸います。
バウンドする所は、いつも吸ってる人もいます。



2 (two) 二の腕を伸ばすイメージで弾く

姿勢は全く変えず、頭の中で考えるだけです。
二の腕をそのまま伸ばすイメージ、
引っ張られてる感じでもいいです。
弓がバウンドしない方法3
意識は二の腕だけにあります。



3 (three) 肘の高さを保つ

ちょうどいい高さの棚などの上で弾くと、
肘が下がると棚に当たるので気付きます。
弓がバウンドしない方法4 東京・中野・練馬・江古田、ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
根元のみ、肘は浮きますが、それ以外は同じ高さです。



4 (four) 肩甲骨から動かす

できる人は少ないです。
弓がバウンドしない方法5 東京・中野・練馬・江古田、ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
根元から真ん中までの間、弾いているそのままの形で
肩甲骨ごと後ろにずらします。



5 (five) 親指の爪が当たってないか確認する

肘以外が原因の場合、手が回転し始める所で
親指の爪が当たっている事があります。
弓がバウンドしない方法6 東京・中野・練馬・江古田、ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
爪も回転するので、皮で摩擦が起こって
振動が弓に伝わるとバウンドします。



6 (six) ポジション移動で、ネックと同じ角度に沿って手を移動する。
ポジション移動2 東京・中野・練馬・江古田、ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
勢いよく移動して、楽器に手のひらの下の部分が
ガツッと当たらないようにします。



これらの方法が当てはまらない人は、弓を駒に近付ける方法もあります。
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