アップボウ、しかもいきなり弓先から弾き始める場合、
空中から弓先に着地した弓がバウンドしたり、角度が変だったり
うまくいかなくて困ってる方。
いきなりアップボウの場合も
根元まで弾いた後に、空中で弓先まで戻して弾く場合も
空中で半円を描きます。
正確に言うと、楕円形の上の部分の半円です。
矢印の向きは、根元から空中でダウンボウ→弓先への図です。
着地←←弓先へ空中移動←←根本
鏡で横から見て、いつも弾いている弓の軌道、
駒と指板の真ん中の軌道をまっすぐ
空中で移動します。
弓の毛を傾けず、弦に全部くっつけて着地すると
バランスが取れるので、ぐらつかないです。
右手の小指と薬指は必ず丸く、
弓にくっつけたままにします。
特に薬指は、弓がぐらつくのを防ぐ役割をするので
親指と薬指で弓の角度を固定します。
弓先で止まって、楽器の高さや腕の高さ、
弓の角度の感覚を覚えておきます。
いつでも頭の中で、その感覚を再現できるように
イメージします。
呼吸については、吸った方がいい人と
吐いた時にうまくできる人がいるので
どちらでも、都合がいい方で大丈夫です。
弓が着地する時に、音がしないようになるまで
感覚を覚えましょう。
どんな小さなことでも、何かわからないことがあれば
お気軽にご相談やご質問、いつでもお待ちしております