3つや4つの重音を、低音2つと高音2つに
分けて弾く時のやり方です。
高音に旋律があるので、弓をたくさん
取っておきたいですね。
基盤になる低音を十分に響かせると
その後の旋律が綺麗になります。
でも低音に弓をたくさん使ってしまうと
旋律を弾く弓の幅がなくなってしまうので、
できるだけ根元から銀巻きの端ぐらいまでを
ゆっくり弾きます。
根元は自然に圧力がかかっているので、
とても響きます。
最後の音に、一番弓をたくさん使えるように
最初はゆっくり、節約して使うとうまくいきます。
その後の旋律は高音なので、圧力はかけず
ふんわり軽く弾きます。
G線とD線は聴こえにくいので根元で、
A線やE線は簡単に鳴るので、肘を下げ過ぎない
ようにすると、音のバランスが良くなります。
一音だけの短い重音が続く時は、
空中に丸い円を描くようにすると
弾き終わっても、全部の音が響いています。
円を描いて、最初の位置に戻れば
また同じ所から弾き始められます。
どんな小さなことでも、何かわからないことがあれば
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