これが毎回できるようになれば、
かなり上達したと言える技術です。
どんな時でも、弾く前には必ず
弦の上に弓の毛を置いてから始めます。
空中から弓の毛を滑走させて弾き始めたり
ぶつけて弾くと、弓がバウンドして乱暴な印象になり、
音の最初がはっきり聞こえないので
一拍目がどこか、リズムもよくわからなくなります。
まず空中に円を描いて、上から弓の毛を弦に乗せます。
乗せるだけ、ギュッと押しつけたりしません。
まだ弾かないです。
乗せたら弓が軽く感じるのを確認します。
弓の毛が弦に乗る瞬間、雑音がしなくなるまで
この練習をします。
できるようになったら、弓の毛が弦に乗った瞬間
弓を横に動かして弾いてみましょう。
音の最初の立ち上がりがはっきり聞こえて
とても綺麗になります。
短い音も、休符の後も
まず弓を弦に置いてから弾き始めましょう。
どんな小さなことでも、何かわからないことがあれば
お気軽にご相談やご質問、いつでもお待ちしております