弓がぐらぐらする人


右手でギュッと弓を持っているのに
ナゼかぐらぐらする、倒れる、
しっかり弾いてるつもりなのに音が小さい人は
右手の指をよ~く見てみましょう目 

弓がぐらぐらする人1 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

右手の指を弓に横から入れると、

親指が弓の六角形の下側にべったり触れています。



そのまま指先を丸くして弓を持つと、
親指の先と中指の先がくっついて○になります。



弓を持った時、親指の爪が地面と平行になっていると
骨が歪んでいるので、痛みの原因になります。

弓がぐらぐらする人2 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

弓を浅く持つと、中指が弓の毛の付け根の銀色の金属に届かず、

ぐるんと180度、弓が回ります。



自分で弓の角度をコントロールできない状態です。
これがぐらぐらする原因です。




次に、上から弓を持ってみます。

弓がぐらぐらする人3 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

横から見ると、親指の爪だけ全部見えます。



下から見ると、親指と中指の間が空いています。

弓がぐらぐらする人4 東京・中野・練馬・江古田・ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室

これは、移弦の時などに弓の角度を

自分で調節できるためです。



指が短い人は、銀色の金属に爪が当たるぐらいに届き、
長い人は、指のおなかが当たるぐらいの位置になります。



こうすると、中指がストッパーになって
弓は90度しか回せなくなり、
ぐらぐらしなくなります。

薬指のおなかを毛箱にくっつけると
弓の角度を固定できます。




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