1stポジションの1~4の指が、どうして快適に弾けるのか
見てみましょう。
親指と人差し指の間に空間があります。
単音であれば、ここは丸く開いています。
親指がネックに触れていない所から指先までの
長さを確保すれば、どのポジションでも
1stと同じ快適さで弾けます。
この距離が、動きやすくなる秘訣です。
ネックは、楽器のボディに近付くにつれて
太くなっています。
ポジションが上がっても親指が下に回らないと、
親指がネックに触れる面積が大きくなり、
快適に弾ける指の長さが短くなって
移動する時に、つい楽器を持ち上げてしまって揺れたりと
不自由になります。
ネックとの間に空間が無いですね。
1stポジションで1の指を置いた時、
人差し指のどこがネックに触れているか確認します。
人差し指の第二関節の曲がった所らへんですね。
親指は、指板とネックの境目ぐらいの所にあります。
ここの位置と、親指と人差し指の間の距離と空間を変えずに
だんだんネックが太くなってくるので、
親指が下になっていきます。
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