練習してなくて、弾けてない時に
オーケストラの中で弾いているとドキドキ・・・
弾けてない音がバレるのは、近くにいる人だけです
客席や遠くの楽器の人にバレるのは、
動きが他のみんなと違う時です。
慣れている人とそうでない人の違いは
はっきりわかります。
どこが違ってて、どうしたらいいの?
一般的に、こんな動きの人が多い
というのを挙げますが、必ずではないので
合わせの時に、弾けてる人を観察してみましょう。
動きは横に
リズムや拍子を取る時に、頭や身体が縦に動くと、
指揮者とズレる可能性大です。
音楽は楽譜と同じで横に流れるので
横に動くと、自然に見えます。
どうしても拍がわからない時は、靴の中で
指先だけこっそり拍を取りましょう。
弓を戻す
どんどん弓先にいく弓順、ダウンボウばかり長くて、
アップボウがすごく短い所ですね。
ダウンボウの長い音符を少し早めに切り上げて、
短い8分休符などでサッと弓を根元に戻すと、弾きやすくなります。
長い音符は、早めに切り上げても残響があるので
たいていの場合大丈夫です。
短い休符では、弓を下ろす
まず、弾いてない時に、今すぐ弾く感じで
楽器を構えっぱなし、弓も弦の上にいると目立ちます。
どこから始まるかわからない、
お休みが数えられない人に見えるからです。
テンポにもよりますが、1小節ぐらいの短い休みだったら
楽器は構えたまま、右手は少し下ろします。
少し長いお休みでは、楽器を外す
3小節ぐらいのお休みで、楽器をひざに立てる時間は無い時は、
弓を下ろして、肩から楽器を外します。
こうすれば、サッと構えられます。
長いお休みでは、楽器をひざに立てる
5小節以上のお休みやカデンツァでは、
楽器をひざに立てます。
右脇に抱えてもいいと思います。
自分が楽な方で大丈夫です。
お休みの間の弓の持ち方
ソリストのカデンツァなどをじ〜っと見てしまう時は、
弓の木と毛の間に人差し指を挟んでおくと
ボーッと聴き惚れていても弓を落とす事は無いです。
お休みのポーズ以外の格好で、ず〜っと固まっていると
慣れてないとか、自信がなさそうに見えます。
自分が弾く所のすごく前に、フライングでマゴマゴしていてもバレますが、
だいたい止まって固まっている人の方が多いです。
どんな小さなことでも、何かわからないことがあれば
お気軽にご相談やご質問、いつでもお待ちしております