基本の音


弓を持つ右手に力が入ってる、と言われても

指なのか、手のひら、手首、腕、肩・・・
どこにどのぐらい力が入ってるの?
それを抜くにはどうしたらいいの?



ヴァイオリンの弓は60g前後、
おまんじゅう1つぐらいの重さと考えると
力を入れなくても持てる事が想像できると思います。



まず、絶対に力を入れられない形を作ります。



いつもは右手の指を全部使って
弓を持って弾きますよね。



中指と親指は向かい合っているので
この2本でバランスを取ります。
基本の音 東京・中野・練馬・江古田ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
弓を弦の上に乗せて、中指と親指だけ残して
他の指は、そ~っと離してみましょう。



この状態で、弓を真横に引っ張ると
弓だけの重さがかかった音が出ます。
いつもの音と比べて、軽い、重い、
バウンドする所はどうでしょう?



力ではなく、バランスで持てる事に気付いたり、
あと1本、他の指を弓に乗せたりする時に
どのぐらい力が抜けるかなど、自分で色々考えて
やってみたら、何か発見があるかもです。



例えば普段、もっとふわっとした音で弾いている人は
いつもの音になるように、
2本の指だけで弓を持ちあげてみましょう。
かなり頑張って力を入れる事になります。



反対に、いつも雑音が多い人は
弓の重さだけでも音が出る、という事に気付くと思います。



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